市場
▲地下鉄琴似駅から歩いて3分ほどのところで見つけた「共栄市場」。中の熱気は、さながら港町のよう
市場
ゆすら
▲琴似はラーメン屋も多い。上は昼時には行列ができる「山桜桃」(ゆすら)。
右は、豚骨味が絶妙の「桑名」。
桑名

 

静かな住宅街に現れる
「天然温泉」ののぼり!

【札幌市八軒・佳月湯】


温泉

JR琴似駅から下手稲通りの方へ1キロほどの住宅街にある。地元では評判の老舗銭湯で、夕方の開店直後から常連さんで賑わいを見せる。温泉が出たのは、今から約10年前の平成3年。いかにも銭湯らしい浴室内には温泉浴槽をはじめ歩行浴槽、薬草風呂、気泡湯などが並んでいて、年輩のおじいさんたちが世間話に花を咲かせている。隣接して10室を用意する家族風呂もあり、ファミリーもOKだ。

■札幌市西区八軒3条西3丁目3-10
TEL:011-611-5682
入浴料=大人370円 小学生140円
幼児70円 14時〜22時半、月曜休

タイトル

 地下鉄・琴似駅から地上へ出ると、街の喧噪がどっと耳に入ってくる。とりあえず「琴似栄町通り」沿いにJR琴似駅方面へ歩き出してみる。と、あるビルの中から威勢の良いかけ声が聞こえてきた。入口には「共栄市場」の看板が。へ〜え、琴似にもこんな市場があるなんて知らなかった。入ってみると、新鮮な魚介類はもちろん、八百屋さんに肉屋さん、惣菜屋さんなどが並んでいてすごい活気だ。僕はとにかく市場好きなので、こういうところに来ると、必要ないものまで買ってしまいそうになる。ここではサクラマスの切り身に後ろ髪を引かれたが、なんとかあきらめて再び街を歩くことにする。
 そういえば琴似というと、おいしいラーメン屋が密集していることでも知られている。市場通り沿いにあって大盛りのもやしで有名な「ふくべ」をはじめ、西区役所向かいの「山桜桃(ゆすら)」、道路一本東側の「桑名」など、個性豊かな店が多い。個人的にはどこも好きだが、本格的な豚骨味で「桑名」が一歩リードかなあ。ちなみに琴似は昔から古本屋も多い街だ。今は、定価の1/2で本を買える現代風古本屋が多く、いつも若者で賑わっている。

ロゴ

徒歩圏内に魅力が凝縮。
琴似界隈をそぞろ歩く!
前回、小樽の街を歩いてみて、身近なところをじっくり見て回るのも悪くないなあ、と実感した。そこで、道路が凍結するこの時期に遠出するのも何だし…と理由をつけ、小樽よりもっと身近な札幌市内を探検してみようと思い立った。目をつけたのは琴似周辺。屯田兵の発祥地という歴史を持つこの町には、狭いエリアにおもしろい店が集中しているし、なんと天然温泉も見つけたのだ!

地図
 

あ〜、ラーメンのことを考えていたら腹が減ってきた…。でもさっきメシ食ったばかりだし、何か軽くでいいんだけどなあ…と思っていたら、目の前に「手作りチーズケーキの店」という看板が現れた。ケーキ、じゃなくてチーズケーキ専門というところがいい感じだ。
 入ってみると、どれもこれもめっちゃうまそうで、気がつくとレアとプレーンをはじめ、ついつい十個以上買ってしまった。ところが、これがみんなうまくて驚き! チーズはしつこくないし、甘みもすっきり。ほんのり塩味がまたうまい。男がケーキにハマるのもどうかと思うが、ここは常連になってしまいそうな予感がする。
 琴似の街は、基本的には「琴似・栄町通り」に沿って直線的に広がっているが、一本裏手に入ると意外なほど静かな住宅街がたたずんでいる。そんな中に、隠れ家的なレストランがあったりパン屋さんがあったりする。ちょっと山側へ歩くと急にしんとなって、木立の中に琴似神社があるし、西区役所も地下鉄駅から近い。さらに山側を見ると、三角山がとても美しい姿できりりと座っている。札幌の中心部から見るのよりずっとりりしく、正三角形に近い。僕は、どんな街でも「そこから山がどんな風に見えるか」を重視するので、そういう意味では、琴似は住むにも良い街かもしれないなあ、と思う。
 よく知っているつもりの街でも、ゆっくり歩いてみると意外な発見があるものだ。「遠出をしなくても旅は楽しめる」。このパターン、なんかクセになるかも…。

■手作りチーズケーキの店
  ボーノ ボーノ
  011・615・6533

 

古本屋
▲琴似には定価の1/2で
本を買える店が多い

ボーのボーノ外観
▲ボーノボーノのすっきりした外観。
琴似栄町通りに面している。
いろいろな種類のチーズケーキが並ぶ。どれもこれもウマい!

チーズケーキ
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